コロナとインターン

コロナ時代のインターンシップ

Italian Trulli

今の時代は大学生にとって、インターンシップやコーオププログラム(インターンシップに似た教育プログラム)に参加するのが難しくなってきています。 お金を稼ぐことはもちろん大事であって、履歴書に書ける能力を増やすのもそれと同じくらい大事です。 例えば、技術を磨いたり、知識や経験を増やしたりすると卒業後の就職先が見つかりやすくなるかもしれません。条件の良い会社だと、環境も良いことが多いので大手企業とのつながりも多くなります。 さて、就職先が見つかる確率を上げるために、具体的に何をしたら良いでしょうか。

一つの手として、自分で何とかするというのもあります。例えば、行きたい会社の元社員や大学のOB・OG、親や兄弟姉妹、SNSでつながっている人などに話を聞いてみたり情報を得たりすることです。 就活サイトだけを頼りにするのは避けましょう!

また、自分が進みたいと思っている職種の見直しなどもしておくと良いかもしれません。働くときの条件は、どれだけ給料を多くもらえるかだけではなく、自分が将来よりスキルアップできるようなものであるかも重要です。実際にウォータールー大学(UW,カナダにある有名な理工学系の大学)が他大学と比べて差がついている理由は、学生が将来仕事で活かせるような能力を育める環境が整っているからです。

万が一、どこのインターンやコーオプにも採用されなければ、あきらめないで出来るだけの努力をしましょう。過去のインターンに参加できなかった学生たちは、空いた時間に授業を入れてより多くの知識を得たり、採用されやすくなるような資格を取ったりと、将来の自分への投資はできます。もっと知りたい場合は、ウォータールー大学のホームページの「スキルアップ」の項目を見てみてください。

履歴書

    Italian Trulli

    履歴書は、自分の応募する仕事に適した書き方をしましょう。自分の名前から下に書いてある情報により、採用されるかされないかが決まります。自分が採用されたら、いかにその企業に貢献できるかをアピールできる重要なものです。

    履歴書には、自分の今までの経験、学んだこと、以前の仕事でどのように貢献してきたか、これからはどのようなことに挑戦したいかを、採用者にわかりやすく簡潔に伝えなければなりません。明らかな誇張表現はやめて、言い回しや口調なども気を付けるようにしましょう。

    自分がどんな仕事を経験してきたかを(どんなに小さい仕事でも)採用者は知りたいし、何よりも働くこと自体が大きな一歩となります。ウォータールー大学では、キャリアアクションセンター(Centre for Career Action)から、履歴書の書き方や自分の経歴をうまく説明する方法などを指導してもらえます。

    面と向かって会うことは少ないので、自分がリモートワークで発揮できる能力や経験は積極的にアピールしましょう。

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